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【研究集会情報】
アチック・ミューゼアムにおける隠岐調査の軌跡 開催のお知らせ
■ 名称:
アチック・ミューゼアムにおける隠岐調査の軌跡
■ 日程:
2018年2月17日(土) 13:30-17:30
■ 場所:
神奈川大学横浜キャンパス1号館 308会議室
■ 内容:
アチック・ミューゼアム(以下、アチック)とは、渋沢敬三(渋沢栄一の孫。戦前期に横浜正金銀行、第一銀行を経て日本銀行総裁、戦後も大蔵大臣、国際電電社長、金融制度調査会会長、国際商業会議所日本国内委員会会長などをつとめる。以下、敬三)が、アチック同人とされる研究者らと共に、採訪調査や民具蒐集といった民俗研究、漁業史研究、文献索引作成などを行った研究組織である。その数あるアチックの調査の中に、昭和9年5月と昭和10年8月の二度にわたった隠岐調査がある。
「アチック・ミューゼアムの調査活動に関する基礎研究―「隠岐」調査の検証・分析と民俗学的考察―」班は、この二度の隠岐調査の検証のため、隠岐調査の民俗学研究史における考察や、調査当時と現在における景観・民俗事象に関する考察、アチックや関連する研究者たちに及ぼした影響など、「隠岐調査」を中心とした調査・研究を行った。
今回のフォーラムではこれら検証や班員の考察の結果を発表し、アチックにおける隠岐調査とは何だったのかということについて迫っていく。
■ プログラム:
【研究趣旨説明】
小林 光一郎(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員)
【パネル報告】
・羽毛田 智幸(横浜市歴史博物館学芸員)
「アチック・ミューゼアムの活動を追う ―同人の動向と資料の所在―」
・永井 美穂(渋沢史料館学芸員)
「調査メモから研究活動を考える ―宮本馨太郎の事例―」
・木村 裕樹(天理大学文学部非常勤講師)
「高橋文太郎の見た隠岐」
・樫村 賢二(鳥取県立公文書館県史編さん室専門員)
「昭和9年、10 年の隠岐採訪からみるアチック・ミューゼアム資料
―メタデータの重要性―」
・小林 光一郎(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員)
「アチック・ミューゼアムの調査・研究史上におけるエポック
―研究史上における隠岐調査の位置づけ―」
・丸山 泰明(天理大学文学部歴史文化学科考古学・民俗学専攻准教授)
「民俗学にとって島とは何か」
【総括】
前田 禎彦(神奈川大学外国語学部国際文化交流学科教授)
※参加無料・事前申し込み不要
■ 主催:神奈川大学 国際常民文化研究機構
■ 問い合わせ先:
神奈川大学 国際常民文化研究機構
神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1 〒221-8686
Tel.045-481-5661(代) Fax.045-481-3155
E-mail:03kyoudou-forum@kanagawa-u.ac.jp
関連URL:
神奈川大学 国際常民文化研究機構
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