ホームセンターや百均のような店舗で購入した品物を、生活やなりわいのためにブリコラージュ的に利用する人びと…。このような事象を、道具学は、民具学は、生活学は、どのように受け止めるのだろうか? さらに拡張して、ガレージの改変や趣味室の改造にみられるような、ハウスメーカーの建設した画一的な住宅を住みこなす工夫など、広い意味での生活のための品物を、人間が「飼いならす」場面について扱ってみたい。
高度経済成長以降のマス・プロダクションの結果が普及し、それが私たちの「当たり前」になった現代において、それを第二の自然のようにして製作することの狡知や意味、あるいはそうした社会に生きる私たちのありようについて、ともに議論できればと思う。
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