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2017年度三学会共催シンポジウム (日本民具学会、道具学会、日本生活学会)
合同テーマ 野良道具 / フィールドデバイス 世界をつくる  

 趣意
 野良道具/フィールド・デバイスは二つの意味を持つ。
野良道具という日本語は大地に根ざした日常生活をつくりあげるための事物の具体化のための道具に聞こえる。
フィールド・デバイスと表現すると、それは野外における観察や計測に用いる器具のような意味が強くなる。いわば事物の客観化のための道具である。
それらは生活を具体化し、客観化し、そしてさらに生活に役立てられる両輪である。
2017年度の三学会共催シンポでは、道具の使われ方のレンジを以上のように定め 様々な環境の中で用いられて来た特色あるそれら野良道具/フィールド・デバイスを紹介し、これからの生活空間と道具のあり方を探る。

期日: 2018 年3 月10 日(土) 13:00-17:30
会場: 早稲田大学理工学部55 号館N 1 階大会議室
(東京都新宿区大久保3-4-1)
交通: 「西早稲田駅」(東京メトロ副都心線) 徒歩0 分、
「高田馬場駅」(JR山手線、東京メトロ東西線) 徒歩15分

―― プ ロ グ ラ ム ――     
司会 面矢慎介(道具学会会長) / 趣旨説明 中谷礼仁(日本生活学会)
・基調講演 石毛直道( 文化人類学) 「日本の台所-100年の変化」(1時間)

・発表   各40分(質疑含め)
岩野邦康 ( 日本民具学会・新潟市新津鉄道資料館・学芸員)
 「コメづくりにみる野良道具の近代- 稲刈鎌・千歯扱きから自脱型コンバインまで」
高梨廣孝( 道具学会・元静岡文化芸術大学教授・プロダクトデザイナー)
 「忠実なスケールのミニチュアで再現するモーターサイクルの産業博物誌」
松村悠子 ( 日本生活学会・大阪大学大学院人間科学研究科)
 「島嶼地域の視座から討究するエネルギー自立に関する実践研究」 

・ディスカッション

無料・事前予約不要  定員200 名

問合わせ先:
早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科中谷礼仁研究室
03-5286-2496(直通)

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