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日本民具学会事務局の状況について(ご報告)
会員 各位
日頃から、日本民具学会の活動・運営にご理解・ご協力をいただき、まことにありがとうございます。
さて、日本民具学会の事務局が置かれている神奈川大学日本常民文化研究所は、神奈川大学の入構制限に基づき閉室されていたことはすでにお知らせしている通りです。この間、総務担当が大学への申請を行い、定期的に入構してe-mail・郵便等の確認を行ってきましたが、学会の事務が大幅に滞ることになり、会員に多大なる迷惑をお掛けすることになってしまったことを深くお詫び申し上げます。
そして、この3月から常民研の利用制限が段階的に緩和されており、立ち入りが可能になっておりますが、日本民具学会事務局の閉室期間も1年に及び、事務局員の確保など未解決の課題があり、すぐに従来までの体制に至ることは難しいため、当面は引き続き事態の推移を見つつ、総務担当が月に一回程度事務局においてe-mailや郵便等の確認をすることを継続します。なお、利用制限の段階的緩和につきましては、この書面発送時点の状況であり、今後の推移によって変更されることもある点をご了解ください。
さらに、引越しのため刊行物を保管している学会の書庫から図書類を取り出すことが難しく、書籍類の頒布がいつごろ再開できるか不明です。併せてご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
新型コロナウィルス感染症はあいかわらず見通しが立たず、事務局を含めた今後の学会の活動につきまして理事会でも検討しておりますが、決定した事項は改めてご連絡致します。また、会員におかれましては、学会ホームページもご覧いただき、ご確認いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
日本民具学会 会長 菊池 健策
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