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第34回日本民具学会大会報告

 会期:平成21年12月5日(土)~6日(日)
 会場:京都造形芸術大学(京都)
 主催:日本民具学会 近畿民具学会 京都造形芸術大学
京都造形芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター
 後援:京都市 有限責任中間法人文化財保存修復学会 
NPO法人文化財保存支援機構
 大会委員長:中村利則
 実行委員長:岩井宏實
 実行副委員長:原野耕三
 実行委員:石井里佳 武知邦博 岡田清一 原野幸治 日高真吾
武士田忠 増澤文武 村上忠喜 用田政晴 横出洋二 
大林賢太郎 上田 恵 甚田真友子 柳瀬照美 伊達仁美
 事務局:伊達仁美
1.日程
○平成21年12月5日(土)
 理事会・評議員会・公開記念講演・公開シンポジウム・総会・懇親会
○平成21年12月6日(日)
 研究発表 自由発表:個人9、グループ1(4)
 課題発表「民具の保存」:個人5、グループ1(3)
2.12月5日の実施内容
(1)公開記念講演会「京都の生活文化と民具」
京都造形芸術大学教授(生活文化史) 中 村 利 則 氏
(2)公開シンポジウム「民具の保存」
基調報告:菊池健策(文化庁伝統文化課)
パネリスト:日高真吾(国立民族学博物館) 用田政晴(滋賀県立琵琶湖博物館)
コーディネーター 伊達仁美(京都造形芸術大学)
3.12月6日の実施内容
(1)自由発表Ⅰ 個人発表
 角南聡一郎台湾先住民の喫煙具-研究の歩みを中心として-
 木村 裕樹明治期特許資料に見る漆器木地の改良ろくろ
 -「鈴木式ろくろ」を中心に-
 篠崎 茂雄野州麻の生産用具について
 陳   玲アンギンの用途について
 真鍋 篤行瀬戸内海のタイシバリ網について
 樫村 賢二鳥取県内の藻葉採集用具について
 大野 恵三中世絵画史料にみる棹艪の漕ぎ方を再現する
 森川 年久千両箱、銭箱コレクション
 渡辺 一弘千人針データベースの作成に向けて

 自由発表Ⅱ グループ発表
 「民具を活用した地域博物館における回想法」
 葛西 紀行飛騨山樵館における回想法の取組
 福西 大輔熊本市立熊本博物館における回想法の取組
 土井 孝則亀岡市文化資料館における回想法の取組
 岩崎 竹彦民具を活用した地域博物館における回想法-その課題と展望-

(2)課題発表「民具の保存」Ⅰ 個人発表
 北野 信彦伝統的漆室と使用道具の調査・保存・活用
 -国際研修教材としての1ケーススタディ-
 芝崎 浩平資料館における技術の保存-伝統的な鍛冶屋技術を例に-
 森本 仙介調査記録の映像保存-箕を中心に-
 石野 律子 民具調査カードを考える -実測図の見方を言葉(文字)に置き換える方法として-
 久保 禎子木曽の民具とその保存

 課題発表「民具の保存」Ⅱ グループ発表
 「被災資料の保存」
 日高 真吾被災した民俗資料の保存活動
 伊達 仁美ろうけつ染技術の記録保存 -市民ボランティアとの協働(共同・協同)作業を例に-
 石井 里佳布資料の保管方法に関する事例報告 -十日町市柳染工所ろうけつ染め見本を例に-

【パネル展示】
○民具学会で行った民具の保存に関する研究会報告
○京都造形芸術大学および東北芸術工科大学で行っている民具の保存活動
4.参加状況
(1)大会参加人数:150名
(2)80名(於・京都造形芸術大学学生食堂)

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