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第36回日本民具学会大会報告

会期: 平成23年10月29日(土)~30日(日)
会場: 周防大島町東和総合センター(山口県大島郡周防大島町大字平野269-44)
主催: 日本民具学会
共催: 周防大島町教育委員会、周防大島文化交流センター
後援: 山口県教育委員会、広島民俗学会
大会委員長: 佐野賢治(日本民具学会会長)
実行委員会委員長: 平田武 (周防大島町教育委員会教育長)
実行委員会副委員長:小田善一郎(商家博物館「むろやの園」館長)
 実行委員会委員:印南敏秀(日本民具学会理事)
香月節子(日本民具学会理事)
湯川洋司(山口大学)
坪郷英彦(山口大学)
清水満幸(萩博物館)
岡崎環 (広島民俗学会)
 監事:森本孝 (元周防大島文化交流センター参与)
戎谷和修(周防大島文化交流センター運営協議会)
 事務局長:岬崎光志(周防大島町社会教育課長)
 事務局: 菊本雅喜(周防大島文化交流センター)
高木泰伸(周防大島文化交流センター)
原崎洋祐(周防大島文化交流センター)
村上めぐみ(周防大島文化交流センター)
1.日程
  ○平成23年10月29日(土)
 理事会・評議会・公開シンポジウム・総会・懇親会
  ○平成23年10月30日(日)
研究発表
 自由発表:8件
 課題発表
  「民具データベース構築に関連する研究」:3件
  「漁撈用具・海の民具に関する研究」:4件
  「被災民具の修復に関する研究」:1件
見学会
2.10月29日の実施内容
(1)理事会
(2)評議員会
(3)宮本常一没後30周年記念シンポジウム「宮本常一写真による生活文化研究」
基調報告 印南敏秀(愛知大学)
「宮本常一写真の可能性―瀬戸内と三河のフィールドワークをとおして」
事例報告 井上淳(愛媛県歴史文化博物館)
「村上節太郎写真から見えてくるもの」
事例報告 清水満幸(萩博物館)
「写真資料の可能性―地域と民俗の継承へ向けて」
事例報告 高木泰伸(周防大島文化交流センター)
「宮本常一写真データベースの現状と課題」
パネルディスカッション 「写真資料の魅力と可能性」
コメンテーター 田村善次郎氏(元民具学会会長)・湯川洋司氏(山口大学)
司会 坪郷英彦氏(山口大学)
(4)会員総会及び研究奨励賞授与式
研究奨励賞受賞
廣瀬直樹氏「富山の和船 ~富山湾沿岸地域とその周辺の海船・川船~」
(5)懇親会
会場 ホテルサンシャインサザンセト(周防大島町片添ヶ浜)
「宮本常一を語る」岩井宏實氏・田村善次郎氏・小田善一郎氏のスピーチあり。(司会:朝岡康二氏)
3.10月30日の実施内容
(1)自由発表
 宮田 妙子那珂川におけるウケについて―栃木県内の事例から
 武知 邦博さつま芋の苗をめぐって―北河内の事例
 老  文子桶風呂の製作工程
 粟国 恭子ピーボディー博物館所蔵の沖縄民具
 阿部 志朗近現代の石見焼の特色と分布
 神谷 美和福岡県の木唐臼について
 溝辺 悠介唐箕の改造痕について―西日本型唐箕の一考察
 小田 善一郎宮本常一と商家博物館 むろやの園

(2)課題発表
【民具データベース構築に関連する研究】
 広実 敏彦愛知県内での民具整理の実践報告
 小島 摩文民具名称について
 吉留  徹映像民具データベースの構築と課題―豊北歴史民俗資料館の取組から

【漁撈用具・海の民具に関する研究】
 田邊  悟民具の二重的性格―周防大島西三蒲の漁具(クマデ)を事例として
 大野 恵三日本の櫓のルーツに関する当面する研究課題(仮)
 真鍋 篤行瀬戸内海中・西部のタイシバリ網漁について
 樫村 賢二民具からみる中海沿岸の暮らし

【被災民具の修復に関する研究】
 伊達 仁美集中豪雨に被災した(財)原野農芸博物館の復興支援

(3)見学会
東和収蔵庫(国指定重要有形民俗文化財「周防大島東部の生産用具」)
国指定重要有形民俗文化財「久賀の石風呂」
久賀歴史民俗資料館(国指定重要有形民俗文化財「久賀の諸職用具」)

 
4.参加状況
(1)大会参加人数:144名
(2)懇親会参加人数:87名

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